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Ku'z夏のMtG合宿

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Ku'z夏のMtG合宿画像
夏ですね!
皆さんMtGライフを楽しんでますか?
Ku'zは8月18日と19日奈良県の天の川へ合宿に行ってきました。春は大会のため京都に行きましたが、夏はがっつり川遊びをしてきました。も、もちろんMtGの練習もしましたよ!

大学にMtGサークルは数あれど本格的な合宿をするのはKu'zだけですよ!受験生諸君!(ステマ)

とまぁ、冗談はさておき合宿の内容を振り返りたいと思います。

合宿を行ったのはこんな感じのところでした。
http://tennnokawa.michikusa.jp/

到着後、川遊びもそこそこにカオスドラフトを行いました。
各々が思い思いのパックを持ち寄りドラフトをしました。

使用パックはパックはアラーラの再誕、ラヴニカ-ギルドの都-、ディセンション、ギルドパクト、プレーンシフト、7版、コールドスナップ、モダマス2、イニストラード、レギオン、コンスピラシー、ヴィジョンズ、イーブンタイド、闇の隆盛、ワールドウェイク、スカージ、新たなるファイレクシア、ミラディンの包囲戦、オリジンなどでカオスドラフトと呼ぶにふさわしい顔ぶれでした。

パックごとの生物の質の違いをひしひしと感じたり、初めて見る能力の解釈に困ったり、用途不明な氷雪参照能力に首を傾げたり、普段味わえない独特の面白味がありました。
「うわー懐かしい」や「プレーンシフト生物の質低すぎキレそう!」や「は?神ジェイス入ってないんかよ」などの声が各所で上がるいいイベントとなりました。

カオスドラフトが終わると夕飯のカレー作成。

夕飯は風の気持ちいいベランダでいただきました。食中は8月29日の交流会の打ち合わせをしたり、プレイングやゲームの進め方の工夫などについて意見を交わしあいました。真剣にメンバーで語り合う貴重な機会となりました。

夕飯の片づけを終えると、Ku'z内スタンモダンレガシー1人づつのチーム戦を行いました。ここではみんな本気。自分の自信のフォーマットで勝つためのマジックをしました。

チーム1 ラスカル(レガシーANT) どくいろ(モダンエルフ)、まっちゃん(スタン赤単)結果1−2
チーム2 タク  (レガシー奇跡) あくえ(緑単信心) ゆー(URソプター)結果2−1
チーム3 じゅんちゃん(4Cデルバー)ひろぴっぴ(RGトロン)D(URソプター)結果2−1
チーム4 らっきょ (デスタク)  らっきょ(スーサイドマグロ) まっど(エルフラリー)結果1−2

でした。サークルメンバーが11人なのでチーム4はらっきょが2戦することに。

観戦者が息を飲むほど熱いマッチが各所で見られ非常に充実した時間となりました。
以降は自由時間でしたが、皆熱が入ってしまい夜中まで対戦をしていました。プレイスタイルも勝つために、自分の腕を磨くためのマジックに変わっていってました。
お互いがお互いを刺激しあい、切磋琢磨する合宿らしい催しとなりました。



で、次の日は温泉に入って大阪に帰還しました。


合宿レポは以上になります。どうでしたか?

我々の合宿の楽しさが少しでも伝わればなと思います。

Ku`zはこういったイベントを定期的に行っております。新入部員もまだまだ募集中です。

興味のある方は後述するメールアドレスまでご連絡ください。質問なども受け付けております。




これからもKu'zをよろしくおねがいします!










以下告知です。

8月29日に近畿大学MtGサークルKu'zの交流会があります。
レガシーを体験できるレガシー体験会や、ささやかながら賞品も用意したフォーマット別8人構築大会に加え、マジック初心者に向けたMtG初心者講習会も行います。
これを機にMtGをはじめてみよう、という人も奮ってご参加ください。初心者講習会は講習セットに限りがありますので参加される方はあらかじめその旨をお伝えください。




参加を希望される方は前日までに
twitter:@kindai_mtg
メールアドレス:kindai_mtg@yahoo.co.jp
までご連絡をおねがいします。


名簿作成の都合もありますのでお早めにお願い致します。





                                               byまっど

Dragon's Watching

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Magic: The Gatheringの世界には様々なクリーチャータイプが存在する。人間・兵士・ゴブリン・マーフォーク・スリヴァー・エレメンタル・同盟者・エルドラージなど多種多様だ。このクリーチャータイプの中でも特に私が推しているものがある。

それは『ドラゴン』だ。

その雄々しき翼、その鋭き牙、その研ぎ澄まされた爪、その荘厳な在り方、全てがかっこいいドラゴンを私は敬愛している。

そして今回はMTG界に存在する全159種のドラゴンの中からオススメのドラゴン・変わったドラゴンを紹介させて頂こうと思う。

[1]
老いたるランド・ワーム/Elder Land Wurm
(4)(白)(白)(白)
クリーチャー ドラゴン(Dragon) ワーム(Wurm)
防衛、トランプル
老いたるランド・ワームがブロックしたとき、それは防衛を失う。(この能力はターン終了時に終わらない。)
5/5

名前・色からしてこいつホンマにドラゴンか?となる方も多いと思うが、クリーチャータイプを見てわかる通りれっきとしたドラゴンである。
ドラゴンなのに飛行能力を持っておらず、防衛を持っているというのは中々面白いのではないだろうか。もっとも、地上から攻撃されると守りを捨て、容赦なく襲いかかってくるが。

[2]
霧のドラゴン/Mist Dragon
(4)(青)(青)
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
(0):霧のドラゴンは飛行を得る。(この効果は永続する。)
(0):霧のドラゴンは飛行を失う。(この効果は永続する。)
(3)(青)(青):霧のドラゴンはフェイズ・アウトする。(それがフェイズ・アウトしている間、それはそれが存在しないかのように扱う。それはあなたの次のアンタップ・ステップの間であなたがアンタップする前にフェイズ・インする。)
4/4

ミラージュのドラゴンサイクルの青担当。
自身の起動能力で飛行能力をスイッチ出来る珍しいドラゴンで、マナさえあれば擬似除去耐性もあるという優れもの。
まさに霧のように柔軟に動けるドラゴンだ。

[3]
機械仕掛けのドラゴン/Clockwork Dragon
(7)
アーティファクト クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行
機械仕掛けのドラゴンはその上に+1/+1カウンターが6個置かれた状態で戦場に出る。
機械仕掛けのドラゴンが攻撃かブロックするたび、戦闘終了時にその上から+1/+1カウンターを1個取り除く。
(3):機械仕掛けのドラゴンの上に+1/+1カウンターを1個置く。
0/0

戦う度にその戦闘力を失っていくが、自身の能力でガンガンパワーアップが出来る機械龍。
場に出すのに7マナいるので自身の能力を2回起動できるので、サイズ維持は容易。
通電式キーがあれば、擬似警戒持ちみたいなことが出来る。
除去耐性もなくアーティファクト故、すぐ壊されやすいが一度場に出れば非常に強力なクロックとなるだろう。

[4]
ニコル・ボーラス/Nicol Bolas
(2)(青)(青)(黒)(黒)(赤)(赤)
伝説のクリーチャー エルダー(Elder)ドラゴン(Dragon)
飛行
あなたのアップキープ開始時にあなたが(青)(黒)(赤)を支払わないかぎり、ニコル・ボーラスを生け贄に捧げる。
ニコル・ボーラスが対戦相手にダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分の手札を捨てる。
7/7

MTGの伝説のドラゴンといえばやはりこのカード。数多のプレイヤーを魅了した最強の悪のプレインズウォーカー。今回はプレインズウォーカーカードとしてではなく、クリーチャーとして紹介させて頂く。
このカードは1,2ターン目に攻撃させて相手を機能不全にさせる「ニコル・シュート」というデッキで使われた実績がある非常に強力なカードだ。
もちろん、その背景設定も魅力的。もともと全知全能に近い存在であったが、とある事件によりその力を失い、元の最強の存在に戻るために現在は様々な策略を張り巡らしている。

[5]
雷口のヘルカイト/Thundermaw Hellkite
(3)(赤)(赤)
クリーチャー ドラゴン(Dragon)
飛行、速攻
雷口のヘルカイトが戦場に出たとき、それはあなたの対戦相手がコントロールする飛行を持つクリーチャーにそれぞれ1点のダメージを与える。それらのクリーチャーをタップする。
5/5

モダン・レガシーでも使われる、最高クラスの性能を持ったドラゴン。
場に出た時に、貧弱な飛行持ちのクリーチャーを焼き払い、そこそこ強力な飛行持ちでさえも痺れさせ、ほぼ確実に相手の5点をもぎ取っていく。その強力な効果とかっこいいイラスト、そこに惚れて私は今もMTGを続けています。筆者思い出の1枚。


もっとドラゴンを紹介したいのだが、スペースと私の文章力がこれ以上もたないのでここらで〆させて頂く。
MTGにはもっと多くの魅力的なドラゴンが多数存在している。興味を惹かれた方は、MTGwikiなどで自分好みのドラゴンを探してみてはいかがだろうか?

担当:Ku’z3回生、D(決してサルカン・ヴォルではない)

基本地形のすゝめ

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基本地形のすゝめ画像
Magic:The Gatheringにはさまざまな基本地形が存在する。
戦乱のゼンディカーでもフルアートの基本地形が封入されると聞き、近頃盛り上がりを見せている。

土地はデッキを構成する上でほぼ欠かせないものであり、まさに『基本』を成すものである。
自身のデッキにはこの土地しかありえない!というプレインズウォーカーもいるのではないだろうか?

そこで本日は、筆者が印象に残っている基本土地をいくつか紹介しようと思う。

?アンヒンジド収録土地
フルアートの土地であり、ジョークエキスパンションであるアンヒンジドに収録されたものである。
筆者が1番好きな土地である。その理由として色がとても鮮やかであり、その絵柄はまさしくThe・基本地形といえると思っている。
ただし、基本地形の中では少々値が張ってしまうのが難点である。

?ラヴニカ/ラヴニカへの回帰収録土地
こちらは一風変わって基本地形めいていない絵柄をしている。というのも、ご覧の通り建物がその絵の大半を占めているのである。
平地であるのに平地にあらず、森であるのに森にあらず。しかしその建物などの美しさ、ギルドへの信心によってこのエキスパンションの土地は大変人気である。眺めて使ってほしい土地の1つなのは間違いないだろう。

?ウルザスサーガ収録土地
旧枠の土地の紹介で1番初めに紹介しようと考えたのがウルザスサーガ収録の土地である。禁止カード連発のこのブロックではあるが土地の美しさも禁止級である。
平地の聖域のごとき清廉さ、おどろおどろしい森の荘厳さなど、この土地を愛用するプレインズウォーカー諸君は"分かって"いると言わざるを得ない。
なおこの平地に関してはディヴァインvsデモニックで新枠として再録されている。

?神河ブロック収録土地
さまざまなブロックの中でも一際異端な名前がひとつ……そう、カミカワブロック=サンだ。これらの土地はZENのフルアートではないほうの基本地形などと同じようにアートがつながっているのである。
まるでニンポを使ったかのように浮かぶ鮮やかな島、バンブーの生えた怪しい建物が見える沼……
絵師により、このブロックのアトモスフィアが見事表現されている。ワザマエとしかいいようがない。

まだまだ語り足りないのだが、本日はここまでで筆を置こうと思う。
ここに挙げた基本地形はもちろん、ここに挙がっていない土地でさえも非常に美しいのは言うまでも無い。
自分のデッキをより好みなものにするのであれば、まずは基本地形から変えてみてはいかがだろうか?きっと良いものになるはずである。
プレインズウォーカー諸君がよい基本地形に出会えることを心より願っている。

筆者 ku'z所属 担当:らすかる

死と税金

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レガシーというフォーマット
このフォーマットをするなら青を触りたいと言う人が多いのではないでしょうか
しかし青を触らなくても勝てるデッキは存在する
今回紹介するのはその中でも一際立つデッキ
その名も「Death & Taxes(通称デスタク)」について紹介したいと思う。
まずこのデッキを使おうとする多くの人がこのデッキ名に惹かれたのではないかと思う。
このデッキの特徴はまず白単だという事(たまに青タッチ、緑タッチの型が存在する)
特殊地形が不毛の大地・リシャーダの港・Karakasだけで基本地形は平地しか入ってないので
マナ基盤が非常に強固である事
そして霊気の薬瓶を採用する事で薬瓶からクリーチャーを展開する事で
起きている土地、主にリシャーダの港で相手のマナ基盤を攻めれる強みがある

そして次にこのデッキの主なクリーチャーを紹介していこう。
まず1マナ域はルーンの母
デッキのほとんどがクリーチャーであるためレガシーの除去、
「稲妻」・「剣を鍬に」・「突然の衰微」から身を守る心強いクリーチャー
デルバー、タルモでクロックを刻むデッキにこれを出したら
相手はとても嫌な顔してくる一枚


次に2マナ域
デスタクにおいて欠かせないクリーチャーこいつがいないと始まらない
コンボに勝てない最終兵器レベル それがスレイベンの守護者サリア
レガシーでの彼女の強さはこのフォーマットでは渦巻く知識などの軽量スペルをうって勝ち筋を探していくため、
軽量スペルを鈍重スペルに変えて相手のスピードを落とせるのが強み。
また実物提示教育などのコンボスペルのキャストターンを遅くできるのも強力。
そして彼女は伝説クリーチャーなためKarakasでバウンスできるので除去耐性があるのも強みの一つだ。
青を触っている相手にこのカードを出すと苦悶の表情でForce of willをうってくれる。

次にアドバンテージの塊である石鍛冶の神秘家
サーチは梅澤の十手・火と氷の剣・殴打頭蓋の基本3種類
相手の場・状況によってサーチ先が変わり一発逆転も狙えるカード
そして火と氷の剣はドローステップ以外のドローがほとんどできない
デスタクに対して唯一といっても過言ではないドローソース。
殴打頭蓋はデスタクでは貴重な4点クロックとライフゲイン要素があるカードだ。

PWや起動型能力があるカードはどう止めるか?
2マナであります ファイレクシアの破棄者が
最近はオムニテルなどが流行っているためか抜けがちですが
強力なPW「精神を刻む者、ジェイス」や「ヴェールのリリアナ」
そしてアーティファクトではドロー操作の「師範の占い独楽」
強力な装備品「梅澤の十手」「殴打頭蓋」「石鍛冶の神秘家」など
相手のアドを取れるカードをひたすら阻害しつつ2点クロックを刻める重要なカードだ

3マナ域にはちらつき鬼火
パーマネントならどれもどターンの終了時まで追放できる優秀なカード
使い方はデルバーを1/1に戻す 自分の殴打頭蓋をブリンクしてトークンを出したり、
相手の殴打頭蓋のトークンをブリンク
極めつけは地上がタルモゴイフなどで止まっている時にブリンクして
その間地上のサリアなどで殴りきって勝つなど使い方は様々
そしてこいつはバイアルが3の時に真の強さを発揮します
インスタントタイミングで出し、相手の計算を狂わせるのがとてつもなく強い。
デスタクはこいつがキーカードでこいつ一枚で盤面と取り戻す事も不可能ではない。

他にも優秀なクリーチャーは存在しますが今回はここまで。
また次の機会に紹介します。
良きデスタクライフを応援しています それでは!


筆者 ku'z所属 担当:らっきょ

あなたにとってマジックとは

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みなさんこんにちは!
Ku`zお絵かき担当のひろしです!!


「戦乱のゼンディカー」フルスポ公開されましたね!ざっと見た感じ最近の環境に比べて生物の質が落ちたなーという印象を受けました(タルキールブロックの生物が強いというのもありますが笑)
昔は茶やスペルが強く生物が弱い、最近は生物が強くスペルがそんなにといった環境だったので生物もスペルもそんなにな今回はしょんぼりしております。

しかし!ゼンディカーといえば土地!!今回は土地がすごいですね!フルアート基本土地に基本土地タイプを持った特殊地形、そして何よりフルアート再録土地!!!



熱い!熱すぎるぞ「戦乱のゼンディカー」!!
そんな魅力的な土地がいっぱい入った「戦乱のゼンディカー」は2015年10月2日金曜日発売です。





では本題です。
最近ニコニコ動画のMTG公式チャンネルに「あなたにとってマジックとは?」といったインタビュー企画動画がPV風にいくつかに分けられて公開されました。内容としては、プロプレイヤーやアーティスト、GP会場に来た普通のプレイヤーにまで丁寧にインタビューをして「あなたにとってマジックとは?」という質問をしてその回答を集めるというものでした。


自分的にはとても面白い動画だったのでまた興味のある方は見ていただけたら幸いです。
そこで気になる回答があったのでそのことについて少し。


一般プレイヤーの方の回答で「友達」というものがありました。ずっと「コミュニケーションツール」や「言語」、「友人の輪が広がるアイテム」などの回答に共感してきた自分としてはマジック自体を友達と例えたその回答は衝撃を受けると同時に自分の中でのマジックに対する考え方、つまり「あなたにとってマジックとは?」という質問へ対しての回答が変わった瞬間でもありました。少し大袈裟かもしれませんが自分の中では衝撃を受けるほどに考え方が変わったことだったのです笑


実際今でもマジックはコミュニケーションツールとして優秀でしょうし、他言語を話す方々との間での言語として用いるのもとてもいい使い方だと思います。マジックをしたことで自分に友人のつながりが増えたことは疑いようもありません。しかしあの回答を聞いてから僕の中でのマジックというものは「友達」であり「相棒」であるのです。



とまぁ、後半は少し堅苦しくなってしまいました…申し訳ありません笑
こんなマジックに対して堅苦しく書く場がなく今回はこの場をかりて勝手に語らせていただきました。


ではこの質問で〆させていただきます。




「あなたにとってマジックとは?」






めくるめくエラーカードの世界

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めくるめくエラーカードの世界画像
どうもこんにちは。
何色でもこだわりなく使う渡辺こと、ゆーです。

今回はMtG界でもコアな部類に入る「エラーカード」について話したいと思います。
まずエラーカードと言っても、そのエラーの在り方で色々と種類分けがあります。

・カッティングエラー
その名の通りに機械の裁断がうまくいかず、本来切るべくではないところでカードが切れています。

・パック圧しエラー
これはパックを製作する際にビニール同士を圧着するのですが、その時にビニールの間にカードがズレて入っているとパック上部の凸凹がカードにも伝わって変形してしまう、というものです。

・にじみエラー
印刷機の不調などによってインクが正常に噴射されず、にじんだ状態でパックされたエラーカードです。

・二重印刷
既に印刷された面に誤って別の面を上から重ねて印刷してしまったエラーカードです。人為的ミスにより生まれる事があるようで昔のカードに多いです。

・スクウェアカット
カードの四隅が丸くカットされないまま、パックに封入されたエラーカードです。最近ではモダンマスターズ2015に一定数入っていました。

・アルビノ
カード全面が白みがかった印刷になってしまっているエラーカードです。印刷の際にインクが切れた状態で印刷すると、特定の色がぬけおちた状態で印刷されるためこのエラーが発生します。

・反転
カードの表面と裏面を逆さにして貼り合わせてしまったエラーカードです。

・ホログラム欠落エラー
偽造防止用ホログラムがM15から採用されましたが、そのホログラムが印刷されずにパックに封入されてしまったエラーカードです。タルキール覇王譚のゲームデーでは一部でホログラムのない荒野の後継者が配布されました。

これらが比較的一般の部類に入るエラーカードたちです。
基本的にはヒューマンエラーのため、いつの時代・どの言語・どのパックにも存在する可能性があります。
以下のエラーカードは個別のカードにしか存在しないエラーカードなので1枚ずつ解説していきたいと思います。

・ブルーハリケーン
伝説のエラーカードセット、サマーマジックの中でも特に有名なエラーカードで、取引額は数百万すると言われています。本来緑のカードで内枠も緑であるはずなのだが手違いにより青色になってしまっている。プレイするときは当然緑色のカードとして扱われる。

・Serendib Efreet
3EDに収録されたカードで、先ほどのブルーハリケーンとは逆に、本来青枠であるはずのカードが緑色の枠になっています。非常に派手なエラーですが、こちらは流通量が多いためブルーハリケーンほど高額ではありません。

・沼ルトン
ドイツ語のリバイズドにだけ存在するエラーカード。囁く骸骨のカードに沼が印刷されてしまっています。

・マナセッジ
これもドイツ語のリバイズドにだけ存在するエラーカードで、魔力のとげのカードにSedge Trollの絵が印刷されてしまっています。

・Wald(ドイツ語で森)
ドイツ語リバイズドの黒枠にだけ存在するエラーカードで、絵と枠は平地なのですが名前はとテキストは森という、非常にややこしい土地です。MtGはエラーカードについて、名前を参照してプレイするようにとしていますので、このカードは平地に見える森です。

・セラメンタル
スペイン語の4thにのみ収録されていたエラーカード。カードテキストはセラの天使にも関わらず絵は時の精霊になってしまっています。

・露天穴掘り
これもスペイン語の4thにのみ存在するエラーカードで、穴掘りのカードに露天鉱床の絵が印刷されたカードです。

まだまだエラーカードはたくさんあるのですが、このままでは終わりが見えなさそうなので今回はこれまでにしたいと思います。ぼくが引用として使った「カードショップセラ カード博物館」(http://cardshop-serra.com/material/museum)と「HOUSE OF ERRORS〜きみょうな宝物庫〜」(http://www.nextftp.com/nano/)は非常に面白いサイトなので、一度見ていってみて新たなマジック・ザ・ギャザリングの一面を知ってはどうでしょうか?

担当:Ku'z2回生、渡辺こと「ゆー」

初心者によるMTG3分講座

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概要



やっている人は得をしている、やってなくても平気な人は平気、全く問題ない。 

テクニックというよりおばあちゃんの知恵袋のようなものを紹介したいと思います。つまらない内容ですが、お付き合い頂ければ幸いです。 






やること



ズバリ「手札を並べ替える」だけです。ホントにこれだけです。 

麻雀の「理牌」とやることは全く同じです。 

これならルールを覚えたてのプレイヤーでもすぐに真似できると思います 。

※理牌とは、配牌の後で手牌を見やすいように並べ替えること 




効果



気になる効能ですが、大きく2点あります。





  1. プレイ速度の向上 




  2. ミスの発生の抑制 







メカニズム



そのメカニズムですが説明のために 

同じ内容の手札を2つ見てもらいます。A=そのまま,B=並べ替えた 

 

A:山札から引いてきて、「
そのままの手札」

img_20151003-203512.jpg

B:マナコスト順に手札を「
並べ替えた手札 」

img_20151003-203522.jpg

Aの手札では毎ターン土地と唱えるカードを探す必要がありますが、 

Bの手札ではカードがマナコスト順に並んでいるので、マナカーブ通りの動きをするときにはその必要は無くなります。 

 

つまり 




プレイするべきカードを探す必要がない

→迷わない

→ミスしない・素早いプレイ
 



という図式が成り立つのです。難しい1ターン2アクション等を考えるときでももマナコスト順に並べていればプレイ可能なカードの組み合わせが一目瞭然となりますね。また、慣れてきたら並べ替える条件を土地・生物・火力という順に変更すると、手札の内容把握の助けにもなるので相手のライフを詰める計算が容易になります。臨機応変に並べ替えていきましょう。




まとめ



大切なことは「ミスが生じにくい環境を自分で作る」という考え方。



この考え方は





  • 墓地を見やすく並べること




  • クリーチャーを並べ替えてクロックの計算を簡単にすること





等に応用することも出来ます。自分なりの工夫を探してみるのも楽しいかもしれませんね。



以上で締め括りとさせて頂きます。ありがとうございました。

分かりにくい点やもっと詳しく知りたい内容及び今期オススメのアニメがあればコメントに残してもらえれば幸いです。



文責:Ku'z一回生 まっちゃん



モダン環境について

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現在、様々な情報サイトやブログなどのおかげで、気になったデッキのリストや解説、テクニックがすぐ見つかるようになっています。もちろん自分もこれらの情報は活用しており、新しいアイデアやコンセプトをこれらの情報源から拾い集めています。
特に新しいエキスパンションが発売された後は、昔のカードが陽の目を見ることが出来るかもしれないのでワクワクします。今回のBFZでは聖遺の騎士がたいへん注目されていますね。

では本題
メタ読みも含め読み合いの部分が大きいMtGでは様々なデッキに可能性があります。
環境上位のデッキはもちろん、相手の対策が刺さらない、こちらの動きが読めないことを強みにしているデッキも多々あります。

例えば、相手の対策をズラし、こちらの対策に上手く成功した最近の大会、第4期モダン神決定戦の決勝戦ですね。

http://www.hareruyamtg.com/article/sp/category/detail/1518

詳細は上記URLから、知らない方はカバレージのネタバレですので注意


では互いの構築段階から

市川選手の読み:
エルフが8割、土地コンボなどが2割。
エルフマスターと呼ばれるだけあり、彼はエルフのエキスパート。
自分の中で突出したデッキがあるだけ、逆に本番でもそれ以外は選び辛いだろうなと予想。

高野選手の読み:
《欠片の双子》かジャンド、もしくは《精力の護符》コンボ だと思います。
出来るだけ《稲妻》で落ちないクリーチャーや、場に出たときに仕事が終わる《永遠の証人》のようなクリーチャーを採用。
《精力の護符》コンボにはメイン《幽霊街》や《大爆発の魔道士》を入れてデッキを構築。

そこで互いに選択したデッキは

市川選手 リビングエンドVSシャーマンカンパニー 高野選手

市川選手は、クリーチャーデッキに有利な全体除去を能動的にも撃てるリビングエンドであり、さらにサイドボードには《神々の憤怒》4枚、《ジャンドの魔除け》まである始末。
一方高野選手は、双子コンボや稲妻耐性を持ったクリーチャーは効果的ではなくなってしまい、相手への刺さる対策はサイドボード含め《漁る軟泥》の4枚のみ。


言うまでもなく結果は 市川選手 3-1 高野選手

でした。
市川選手の勝利で終えました。完全に読み合いの段階で勝利が決まったようなものですね。

そして市川選手が残した一言

「モダン神決定戦は"限定じゃんけん"みたいなもんでしょ」

この言葉はモダン環境全体も指していると思います。
モダン環境には様々なアーキタイプが存在していてどれが勝ってもおかしくないです。
それは、カードプールが広いためどのデッキも速度が早く、相手の対応が追いつかないことが多いことからだと思います。
自分はこのモダンの特性が利点であり、欠点でもあると思っています。

他のTCGでは6戦全部同じデッキと当たることもあるそうです。同じデッキと当たり続けるのはやはり飽きが来てしまいます、その点ではアーキタイプが多いことは新鮮さがあると思います。また、自分がアーキタイプを作る時に選択肢が多いのも良いですね。

そしてこれが欠点でもあり、仮想敵が絞りにくいのでどれかへの対策を捨てる、丸く刺さるカードを取る、ということをしないといけないことです。サイドボードは15までであり、全てに勝ちまで持っていける対策を調整するのは不可能です。そのためMtGが誇る競技性が落ちてしまうのが欠点ですね。

以上がモダンの特性であり、
〜に当たらなければ勝てる、が通用する環境なので、地域メタや当たり運次第では、限度はありますがどのようなデッキでも勝ち上がります。
お試しでもデッキを組んでお近くのモダンの大会に参加してみてください。

では、この辺で筆を置かせていただきます。ありがとうございました。

担当:Ku'z1回生 あくえ

MTGとブラフ

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こんばんは、皆さんマジックしてますか?最近はあまり遊べていないKu'zのまっどです。

突然ですが、皆さんはブラフって知ってますか?
ブラフとは持っているカードを持ってないように見せたり、もっていないカードを持っているように見せたりする技術のことです。

http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%95

これはマジックにおいてイカサマではなく、技術として認知されています。

人と人とが遊ぶカードゲームにおいて、時にブラフは非常に有利な状況をもたらしてくれます。

今回はブラフの解説や考察を書いていこうと思います。

ブラフを行うには何点か条件があります。
1.相手が認識していない領域(手札など)が 存在すること

2.相手がブラフにひっかかるほど知識のあるプレーヤーであること

3.そのゲームのカードプールにブラフと成りうるカードが存在し、かつデッキに組み込まれる可能性があること

4.適正なタイミングであること

です。
では、なぜこれらの要素が必要なのでしょうか。
一つずつ見ていきましょう。

1.相手が認識していない領域が存在すること

例えば、ギタクシア派の調査で手札を見られた状態でブラフを行ってもそれはなんの脅威にもなりません。
師範の占い独楽があれば、手札だけでなくデッキトップ3枚が相手から未知の領域になります。
未知の領域が多いほど、ブラフは有利に働きます。


2.相手がブラフにひっかかるほどの知識の所有者であること

極端に言えば対戦相手が全くの初心者である場合、ブラフは成立しません。
なぜならその盤面で脅威となるカードの存在を知らないからです。
稲妻が存在する環境のリミテッドにおいて、ライフを3点以下にするコンバットは多少不利になったとしても、ほぼ絶対に行わなければなりません。
これは相手が稲妻というカードの存在を知っているからこそ行えるものと言えるでしょう。

なので、ブラフは相手の知識を信用して初めて行えるものであると言えるのです。


3.そのゲームのカードプールにブラフと成りうるカードが存在し、かつデッキに組み込まれる可能性があること

前述したリミテッドにおいて、稲妻等の火力がカードプールに存在しない、または存在していても赤を使用していない場合上記のブラフは成立しません。

4.適正なタイミングであること

剛力化を臭わせるブラフを行いたいが、立っている土地が森1枚だけならば、このブラフは成立し得ません。
2の稲妻のブラフをしても、山が立っていなければそれはブラフとは言えないでしょう。

これらの条件を満たした時に初めてブラフが成立するのです。


ブラフを行うべき場面

1.ほぼノーリスクの場合。
2.多少のリスクを背負ってでも大きな利益を得たい不利な場面
です。

ほぼノーリスクの場面とは

カナスレ(相手)vsデスタク(こちら)戦で
土地が立っている(Tropical Islandのみならなおよし)相手の渦巻く知識に対応してカウンターが2の霊気の薬瓶を起動するなどです。
これだけで相手のもみ消しの有無を確認できます。
なぜなら昨今のデスタクには迷宮の霊魂が採用されており、ここをもみ消さないとかなりのアドバンテージを失ってしまいまうからです。
しかしこちらは霊気の薬瓶を寝かせただけでほぼリスクはありません。
俗っぽい言い方をすれば「やり得」な場面と言えるでしょう。


多少のリスクを背負ってでも大きな利益を得たい場面とは

相手はフルパンでこちらのライフが丁度0になるが、返しで相手のライフも0になる場面。
ドローは土地。しかしさも除去を持っているかのように振る舞うことで1ターンの猶予ができるかもしれません。
こういう場面ならリスクをとってでも、ブラフを仕掛けていきたいです。


他にも色々ありますが、有名なのはこんなところでしょう。

特に難しいことを考えなくともドローしたカードをすぐプレイするのと、一度手札に入れ、考えてからプレイする程度のことでもまた意味が変わってきます。


ゲームで勝負するのも楽しいですが、たまには盤面外の駆け引きを楽しんでみてはいかがでしょうか?

Ku'z三回生まっど

BMO横浜旅行記

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BMO横浜旅行記

こんにちは!Ku’z四回生のじゅんちゃんです。
10月10〜13日の三連休はBMOがありましたね、もちろん僕は行ってきました。お目当ては300人越えのレガシーの大会「Big Magic Sunday Legacy」とトレード・お買い物でした。トレードやお買い物はお目当てのものが手に入りなかなか満足できたんですが、肝心のSunday Legacyは2-3ドロップのトホホな結果に・・・。残念な結果でしたが、今回の自分のデッキ・戦績を踏まえて、「時を越えた探索」禁止後のレガシー環境がどうなるかを推測していきたいと思います。


まずは使用デッキですが、「青黒リアニメイト+緑」です。
オム二テルを使うつもりだったんですが「時を越えた探索」が禁止されてしまい、急遽一年前から愛用していたリアニメイトデッキに切り替えました。レシピは下のURLです。

http://teamys.net/top/deckall.php/LEGACY/1/800994/

戦略はメインが通常のリアニメイト。サイド後はこちらのリアニメイトプランを阻害するものを排除するプランであるため、「実物提示教育」を使っていません。完全にリアニメイトのみを狙っていく構築です。

次に今大会のメタをどう読んだかですが、
・BUG系のデッキが増えている(BUGカスケードはおそらく上位に来る)
・ミラクルが増えている
・非青のコントロールデッキ(土地単、デッドガイエイル)が強くなっている

この三点を踏まえておおまかな考えとして「遅いデッキが強い環境」と思っていました。(特にBUGカスケードが増えると思っていました。)BUG系のデッキが増える環境でリアニメイトを使用する危惧はありましたが、同時に有利なミラクル・非青のデッキが増えるとも感じていたので悲観視はしていませんでした。


そしておおまかな試合の結果と流れですが、

1:VS青黒リアニメイト××
・一戦目、ミラーマッチとコンボのタイミングが難しくなる。最終的に打消しでリソースが枯渇、相手の「潮吹きの暴君」で負け。
・二戦目、相手が「死儀礼のシャーマン」を唱え場面が一気に辛く。最終的に「グルマグのアンコウ」、「ヴェンディリオン三人衆」のクロックで負け。

2:VS MUD○○
・普通に「グリセルブランド」が釣り上がり勝ち。
・サイドカード「突然の衰微」「ヴェールのリリアナ」がうまくかみ合って勝ち。

3:VSマーフォーク××
・経験上、最も辛いマッチアップ。島渡りのクリーチャーを止められずに負け。
・ほとんど場面を制圧しきった状態で「エメリアの盾、イオナ」の釣り上げに成功。しかしその後の「梅澤の十手」に押されて負ける。

4:VSエウレカテル○×○
・基本有利なマッチ。「グリセルブランド」で勝ち。
・相手の「実物提示教育」から「灰塵の乗り手」が出てきて負け。
・最終局面、相手の「Eureka」により戦場に相手の「灰塵の乗り手」と「引き裂かれし永劫、エムラクール」、自分の「グリセルブランド」と「エメリアの盾、イオナ」が出た非常に珍しい局面に。最終的に「灰塵の乗り手」で突破し、勝ち。

5:VSザロック××
・ダブマリが影響し、その後のゲームで有効牌が引けずに負け。
・コンボは遅くなるがハンデスと除去がある手札をキープ。それが災いしたのか「死儀礼のシャーマン」と「迷宮の霊魂」、「石鍛冶の神秘家」に対応しきれず負け。ここでドロップ。

こんな感じでした。
特に最初のミラーマッチの「死儀礼のシャーマン」と「ヴェンディリオン三人衆」が印象的で、1つのプランだけに拘ってない良い構築だなと感じました。すべて終わった後にサイドカードを極端にしすぎたのではないかという疑問が残りました。しかし一戦目の相手のような構築だとメインのコンボプラン以外のクリーチャー(今回の場合、「死儀礼のシャーマン」と「ヴェンディリオン三人衆」、「グルマグのアンコウ」がそれに当たります。)を使用する時、そのクリーチャーでどの程度のデッキと戦えるかを把握しておく必要があります。その時間が自分には無かったことで、経験値の差が最初の対戦相手と自分のデッキ構築に現れていたのだと思います。自分のサイドボードを丸くしすぎるくせ、どうにかならないものでしょうか・・・。

自分の話はこれくらいにして、サンデーレガシーの上位デッキを確認してみましょう。

1. ミラクル
2. ANT
3. リアニメイト
4. 赤単ペインター
5. ANT
6. ANT
7. BUGデルバー
8. ANT

ANT多っ。(笑)

コンボデッキがここまで上位を占めているのに驚きました。この結果を見る限り、自分のメタ読みと同じコンボ使いの方は多かったのでしょうか。いずれにせよ、この上位に自分がいないことが悔やまれます。


現在のレガシー環境
「時を越えた探索」が禁止によりオム二テルが安定性を欠き、今のレガシー環境にいわゆる最強のデッキというのは無くなったと感じています。タルキール覇王譚発売前の環境に戻ったという考えの方は多くいると思いますが、タルキールブロックが与えた強カードは「宝船の巡航」「時を越えた探索」の二枚だけではありません。

「僧院の速槍」「僧院の導師」「精霊龍、ウギン」「黄金牙、タシグル」「グルマグのアンコウ」「コラガンの命令」

上記のカードは今後もレガシーで活用されるでしょう。特に、「黄金牙、タシグル」「グルマグのアンコウ」の出現は「突然の衰微」が万能除去で無くなったことを意味すると思います。既存のデッキがタルキールの武器を得て勝ち上がっていくのか、ANTのようなコンボデッキが再び覇者となる時代が来るのか、今後のレガシーも楽しみでなりません。

ではまた次回の記事で会いましょう。楽しいマジックライフを!

モダンの部族デッキ達―GP神戸のサイドイベント『部族モダン』に向けて―

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MtGプレイヤーにとっての一大イベントであるGP。そのGPが近日、11月20〜22日に神戸で開かれる。GPの象徴である本戦へ出場される方も多数いるだろうが、その本戦の脇を飾るサイドイベントも毎回盛り上がりを見せている。そして、GP神戸の多種多様なサイドイベントの中でもとりわけ私が目を惹かれたのが本戦2日目、22日(日)に開催されるサイドイベント、『部族モダン』というイベント。
http://www.bigmagic.net/gpkobe2015/sideevent.html

【フォーマット】モダン
(同じ部族のカードを20枚以上含めること。《苦花/Bitterblossom》はフェアリーのサブタイプを持つので部族-フェアリーにカウントできる。ただし、多相はカウントしない)

エルフ、ゴブリン、マーフォーク、ゾンビ、フェアリー、スリヴァー…多種多様な部族がマジックを彩り、トーナメントを盛り上げてきた。その部族デッキ限定での大会。
元より部族デッキが好きな私はこの大会に強く心を惹かれたので、以下、この大会で使用されるであろうデッキ達を予想していきたい。

? エルフ
どんなデッキ?
《ラノワールのエルフ》《エルフの神秘家》《エルフの大ドルイド》《遺産のドルイド》などでひたすらマナを加速。3・4t目には溢れ出るマナから《召喚の調べ》《集合する中隊》を経て《背教の主導者、エズーリ》などのフィニッシャーへつなぐランプ・コンボ的要素が大きい部族デッキ。色は《群れのシャーマン》によるライフルーズでキルターンが速い緑黒のものと、エズーリと違い思うようにマナ加速ができなくてもゲームを決める力がある《鏡の精体》と恵まれたサイドボードを持つ緑白のものがある。

考察
元からモダン環境で活躍している部族デッキであり、地力は折り紙つき。
更にはチャンプブロックによりビートダウンに耐性があるが《至高の評決》などのリセットや、相手への妨害が苦手なので《欠片の双子》コンボなどに弱いといったデッキである為、「部族20枚以上」という縛りにより多くのデッキがクリーチャーデッキ・ビートダウンデッキになるであろう部族モダン環境は追い風。
不安材料は緑という色が対生物デッキに取れるサイドカードが少ない点。サイドに多用されるであろう《電謀》系のカードや、もしかすると使われる《静寂の守り手、リンヴァーラ》などのサイドカードに注意したい。サイドボードの為にタッチカラーを変える・増やすのも一考の余地があるかもしれない。


? マーフォーク
どんなデッキ?
《アトランティスの王》《真珠三叉鉾の達人》《メロウの騎兵》全てが4積み!ひたすらロードを並べて殴る!
《呪い捕らえ》が3/3に、《変わり谷》は4/4や5/5になって殴りかかってくる。部族デッキの中でもシンプルなサイズ・打点の高さは有数。《変わり谷》《魂の洞窟》の関係でほぼ青単以外選択できない。

考察
エルフと同じく元からモダン環境で活躍しているスペックが魅力。
エルフとは違い真っ当なビートダウンデッキだが、色の関係上と打消しが合わない戦略の関係で、妨害・盤面への干渉が苦手な点は共通しており、全体除去や《精力の護符》などのコンボがないのは嬉しい。ロードのサイズ上昇により殴り合いや《電謀》などに強い。ただしバウンス程度しかなく相手のロードの除去などが苦手。
また、生物デッキが多いと予想されるこの環境では1マナ域の《呪い捕らえ》を他のマーフォークに変えるのもアリだろう。ルールのおかげでジャンドやトリココントロール程除去が多いデッキは無いだろうので決定力のある《波使い》を通常よりも増やしても良いかもしれない。
難点は、予想される《島》を使うデッキはミラーマッチか、少数派であろうフェアリーやスリヴァー程度であり、島渡り能力は従来のモダン環境よりも発揮し辛いであろう点。また、トロンや3色ミッドレンジなどの劇的に効く相手が居ないのは勿論、エルフやゴブリンなどのほぼ単色デッキや《霊気の薬瓶》を使うデッキを相手にすると《広がりゆく海》によるマナ拘束が期待できないのは難点。


?ゴブリン
どんなデッキ?
1マナ域からゴブリンを順調に展開していって《分かち合う憎しみ》や《ゴブリンの奇襲隊》などで〆る。部族デッキの中でも《鋳鉄所通りの住人》《ゴブリンの奇襲隊》など横に並べることで恩恵のあるクリーチャーが多い為、《ドラゴンの餌》《クレンコの命令》などのトークン呪文も採用されやすく、多くの部族デッキの中でも特に横に並びやすい。
速攻能力により油断したところを不意打ちで勝てるのも赤い部族デッキの強み。

考察
前者2つとは違い、モダンではローグに分類される活躍しかできていないのが現状であり、固まったレシピなどは存在していない。
赤いデッキであり、優良除去である《稲妻》を無理なく採用できるのは強みだろう。《二股の稲妻》などもメインに取っても良いかもしれない。
トークン戦略を取ると、チャンプブロックはし易くなるしシナジーも爆発力が上がるが、《仕組まれた爆薬》などが怖くなるのが難点ではある。


?フェアリー
どんなデッキ?
サイズは小さいが瞬速と飛行を持つクリーチャーが多いことが売りであり、カウンターである《呪文づまりのスプライト》、ハンデス《ヴェンデリオン三人衆》マナロックによる疑似追加ターン《霧縛りの徒党》などいやらしさと妨害手段は数ある部族デッキでもダントツ。クロックパーミッションを戦略とする稀有な部族デッキ。主に青黒で構築される。部族カード屈指のカードパワーであるトークン生産機《苦花》も魅力。

考察
ローウィン期のスタンダードで圧倒的強さを誇り、2ターン目に《苦花》を唱えることは2ターンキルとまで言われ、固定ファンも多い。通常のモダン環境でも愛好者は多くローグデッキの中では使用者も多い。が…。
ほぼすべてのデッキに《魂の洞窟》が4枚採用されるであろうこの大会においてフェアリーの強みである《呪文づまりのスプライト》が機能しないという最大風速の向かい風が予想される。
従来のクロックパーミ戦略ではなく、苦花を利用した飛行・トークン系戦略で押して行きたいが、元々構築級のフェアリーが少ないこともあり20枚制限も厳しい。正直オススメはできない。
逆に、《苦花》《コショウ煙》他、生物のフェアリーを《ヴェンデリオン三人衆》《ウーナの末裔》など少数精鋭の最低限の12枚採用し、《蔑み》《滅び》などをガン積みした対生物デッキ仕様の黒コントロールに仕立てるのも面白いかもしれない。


?シャーマン
どんなデッキ?
神決定戦で使用されたことが記憶に新しいシャーマン・部族デッキ。多くは緑赤の2色で構成される。
ローグデッキに分類され、使用者によって採用しているカード群も大きく異なるが、《憤怒の鍛冶工》による全体強化を使うものが多い。《永遠の証人》《エルフの幻想家》《集合した中隊》などのアドバンテージカードを採用しているデッキが多く、他の部族デッキより長期戦に強い傾向がある。

考察
ゴブリン・マーフォークには打点で負け、エルフには展開力で劣る。
が、前者達よりも粘り強く戦える為、フェアリーの考察で言ったようなコントロールデッキと当たった時はその強みが最大限に発揮されるだろう。
シャーマンの中でも優秀な《大爆発の魔導師》が、通常環境にはいるトロンや多色ミッドレンジがいないことにより相対的に弱くなってしまうのは悲しい点。


?スリヴァー
どんなデッキ?
能力を共有していくスリヴァーを並べて殴りきる典型的部族・ビートダウンデッキ。マーフォークが打点のロードならばスリヴァーは能力のロード。
スリヴァーは5色に跨り、共有できる能力も速攻・飛行・疑似呪禁・P/T修正・絆魂・マナ生産能力などなど多岐に渡る。デッキに使用する色は人によるが、5色デッキも視野に入る部族である。

考察
飛行や絆魂や先制攻撃などのスリヴァーが従来のモダン環境より強く、全除去の恐れも薄く追い風気味。
様々な構築パターンが予想できるため何色で組むか、サイドやスペルの枠はどうするかに大きく構築者の腕前が問われるだろう。


?同盟者
どんなデッキ?
戦乱のゼンディカーでも結集能力を持ち再び現れた部族。
多くがcip時と、他の同盟者が出た時に+1/+1カウンターやキーワード能力の共有などの恩恵を与える。5色に跨っているが、優秀な同盟者は白に多く、白緑や白黒緑などのカラーリングでの構築が予想される。

考察
《同盟者の宿営地》という専用土地、《硬化した鱗》《集合した中隊》など相性の良いカードが最近出ている同盟者。スリヴァー同様、先制や警戒、絆魂などの共有が従来の環境よりも強いと予想されるのが追い風。マーフォークやゴブリンなどを相手にした時は《カザンドゥの刃の達人》のサイズを大きくしていくだけで勝てるかもしれない。
部族ローグデッキの中でもダントツでローグな地力の低さは否めない。


以上、モダン環境や大会でしばしば見かける、地力のある部族デッキを中心に、ある程度活躍が予想できるデッキを7つ程考察してみた。部族モダンへ出たい!という方への一考になるなり、GP神戸にはいかないがモダンで部族デッキがしたいという方の参考になれば幸いだ。



以下は、このフォーマット専用機であり、当日の大会に存在しているかどうか定かではない妄想に近しい推測。

?人間
《教区の勇者》を育てる白ウィニーデッキかもしれないし、《闇の腹心》《瞬唱の魔導師》《ヴリンの神童、ジェイス》など優秀な人間を使用した青黒コントロールに仕上がるかもしれない。何せ部族が人間のクリーチャーは多すぎるので人によって大きくその構築は異なるだろう。だがある意味一番カードプールは広く無限の可能性がある種族である。
個人的には青黒コントロールの案が強そうだと思っている。

?エルドラージ
ウラモグ、コジレックなどの巨大で決定力のあるエルドラージの他、《巣の侵略者》などの軽量のエルドラージで計20枚のエルドラージを用意、あとは通常の緑トロンのようにランプを目指す異色の部族トロンもアリ。《ウギンの眼》《エルドラージの寺院》などをガン積みして《全ては塵》《荒廃を招くもの》《果てしなきもの》辺りを2・3t目に唱えるのを目指すのもアリだろう。
エルドラージ単を本気で実行できる数少ない機会である。

その他、兵士、騎士、キスキン、ゾンビ、吸血鬼、クレリック、構築物などなど…多用な部族にシナジーがあり強みがある。22日の部族モダンの盛況、そしてそれ以降も部族デッキが各地でマジックのシーンを賑やかせることを祈り筆を置く。
筆者 どくいろ

Demon's Watching

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Magic: The Gatheringの世界には様々なクリーチャータイプが存在する。人間・兵士・同盟者・エルドラージ・ゴブリン・マーフォーク・スリヴァーなど多種多様だ。



前回、私はクリーチャータイプ『ドラゴン』について述べさせていただいた。

今回もドラゴンについて熱く語っていこうと思ったが、またそれは別の機会にしようと思う。



さて、ではどの種族について話すか。

それは『デーモン』だ。



デーモン。悪魔。wikiによるとMagic: The Gatheringの世界において悪魔とは「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に黒マナの噴流によって形を成す」という定義らしい。

簡単に言えば、負の感情を黒マナで具現化したものということだろう。実に禍々しい存在である。

そしてこの邪の者達は、使役に際し多くの貢物を要求する。膨大なマナだったり、召喚士の知識だったり、命だったり。強大な力の行使には代償が伴うというわけだ。





悪魔の説明を終えたところで、MTG界に存在するデーモンを一端を紹介させて頂こう。 



[1]

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Lord of the Pit / 奈落の王

(4)(黒)(黒)(黒) クリーチャー ― デーモン(Demon)

飛行、トランプル

あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。

7/7



MTG最古のデーモン。この悪魔は7/7飛行、トランプルという凄まじい戦闘力を貸す代わり、別の生命の魂、または使用者の命7点分を要求する。

非常に悪魔らしい彼のイラストは『遊戯王』の主人公・武藤遊戯が使用する「デーモンの召喚」というカードのモデルになった。



[2]

img_20151102-013806.jpg

Nefarox, Overlord of Grixis / グリクシスの首領、ネファロックス

(4)(黒)(黒) 伝説のクリーチャー ― デーモン(Demon)

飛行 賛美(あなたがコントロールするいずれかのクリーチャーが単独で攻撃するたび、そのクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修整を受ける。)

グリクシスの首領、ネファロックスが単独で攻撃するたび、防御プレイヤーはクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

5/5



グリクシスの名を冠しているが、別に(赤)(黒)(青)の色を必要としない。

そして彼は我々使用者に一切の代償の要求をしてこない。代わりに攻撃する度、相手のクリーチャーの命を貪っていく。

全く、なんて良い悪魔なんだ・・・!とても退廃と狂気が覆う死の世界の首領とは思えない。



[3]

img_20151102-013821.jpg

Rakdos the Defiler / 穢すものラクドス

(2)(黒)(黒)(赤)(赤) 伝説のクリーチャー ― デーモン(Demon)

飛行、トランプル

穢すものラクドスが攻撃するたび、あなたがコントロールするデーモン(Demon)でないパーマネントのうち、端数を切り上げた半分を生け贄に捧げる。 穢すものラクドスがプレイヤーに戦闘ダメージを与えるたび、そのプレイヤーは自分がコントロールするデーモンでないパーマネントのうち、端数を切り上げた半分を生け贄に捧げる。

7/6



こっちはラクドスの名の通り、(赤)(黒)を支払わなければ出てこない。

そもそも、この穢すものラクドスという悪魔はラヴニカのギルド『ラクドス教団』の創始者である。

そのテーマカラーのマナを使わないというのはナンセンスだ。

『ラクドス教団』とは、どんな犠牲を払ってでも究極の快楽を求める最凶にイカれているけど最高にイカす、ラヴニカ次元の10のギルドの一つ。その快楽とは血と炎と叫び声を伴うものである。

そしてその創始者様は、なんと攻撃時、自分のパーマネントの半分を要求してくる。

その代わりダメージが与えられると相手にもパーマネントの支払いを押し付けるのだ。

この自分も相手も叫び声を上げたくなるぶっとんだ能力はまさしく『ラクドス教団』の長にふさわしい。流石、ラクドス様。万歳!



[4]

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Malfegor / マルフェゴール

(2)(黒)(黒)(赤)(赤) 伝説のクリーチャー ― デーモン(Demon) ドラゴン(Dragon)

飛行

マルフェゴールが戦場に出たとき、あなたの手札を捨てる。各対戦相手は、これにより捨てられたカード1枚につきクリーチャーを1体生け贄に捧げる。

6/6



死の世界グリクシス。多くの悪が蔓延るこの世界にはネファロックス以外にもデーモンが数多く存在する。 マルフェゴールもその内の1体だ。彼は我々の手札と引き換えに数多くの殺戮をもたらしてくれる。

ところで、この悪魔のもう一つのクリーチャータイプを見て欲しい。

そう、『ドラゴン』だ。

ドラゴンとデーモン、2つの厨二属性を持つこのカード。紹介せずにはいられない!ということで、筆者推しの1枚。

ちなみに彼はあの巨悪、ニコル・ボーラスの手下としてアンデッドの将軍を務めていたが、エルズペス・ティレルに十字に斬り裂かれてしまったらしい。無念。



[5]

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Griselbrand / グリセルブランド

(4)(黒)(黒)(黒)(黒) 伝説のクリーチャー ― デーモン(Demon)

飛行、絆魂 7点のライフを支払う:カードを7枚引く。

7/7



最後は皆大好き、イニストラードの巨大悪魔を紹介しよう。

7点払えば7枚も引けるという単純かつ強力な力を宿しているこのカード、フォーマット・スタンダードでは残念ながらクアドラプルシンボル故、出しにくすぎて満足に活躍出来なかったそうだが、筆者の主戦場であるフォーマット・レガシーでは度々目にする。実物提示教育・騙し討ち・再活性・死体発掘あたりで突然出てきて戦場を荒らしていく様は圧巻である。





MTGにはもっと多くの魅力的なデーモンが多数存在している。興味を惹かれた方は、MTGwikiなどで飽くまでデーモンを探してみてはいかがだろうか?

担当:Ku’z3回生、ラクドス教団員・D

基本地形のすゝめ 二編

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基本地形のすゝめ 二編画像
Magic:The Gatheringに欠かせないものとは何か?
真っ先に思いつく欠かせないものとは・・・そう、基本土地だ。

前回、私は自身の思う印象的な土地を述べさせていただいた。

今回私は何を紹介しようか?そう考えていた矢先、私は手元にある土地カードがあることに気づいた。
それはマジックのエキスパンションに封入されていなかった、所謂“プロモーションカード”であったのだ。

そこで今回は基本土地でありプロモーションカードであるものを紹介しようと思う。
また、わかりやすいように今回は平地で統一させていただくことにした。
下記に紹介する基本土地は基本土地タイプ全種あるので安心していただきたい。

・APACランド
君たちは富士山や向日葵、墓地が描かれたマジックの基本土地を見たことはないだろうか?
それらはAPACランドと呼ばれている。
日本を代表する富士山を含むことからもわかるように、APACランドはアジア・太平洋地域の販促用に作成されたプロモーションカードである。
右から順にAPAC1(通称赤パック)、APAC2(青パック)、APAC3(透明パック)に収録された。

日本ではさまざまなイベントにて配布され、アメリカなどではプースターを1箱買ったそのおまけとしてつけられていたようである。

見たことや行ったことのある身近な土地、そんな世界のものをマジックでも使ってみてはいかがだろうか?


・EUROランド
マジックをやっているのは何もアメリカや日本などだけではない。
これらはヨーロッパの販促として作成され、配布されたプロモーションカードである。
右から順にEURO1(通称:青パック)、EURO2(赤パック)、EURO3(紫パック)に収録されていた。

ヨーロッパ地域の景色が描かれた非常に絢爛なイラストである。ぜひとも全種類見ていただきたい。

なおこれらの土地は日本でも配布されており、基本セット2010を含む4パック購入時にランダムで1枚もらえた。



・ARENAランド
その名の冠する通り、アリーナ・リーグにて配られたプロモーションカード。
アリーナ・リーグとはマジックを取り扱うお店で行われた小型トーナメントのことであり、今で言うゲームデーのような存在である。
土地以外もこのプロモーションカードが存在する。(Duress/強迫など)

ちなみにベータ版で扱われていたイラストの基本土地も一部はアリーナによりFoilに転生を果たしている。
もしベータ版のイラストを気に入り、光らせたいのであれば、ARENAランドを探すことがもっとも有効な手段だろう。



・MPSランド
日本におけるマジック専門店でのみ配布されたプロモーションカード。
当時発売されたエキスパンションの世界観を舞台とする。
とりわけラヴニカの土地はわかりやすく、そのギルドの名前と印章がテキスト欄に描かれており、非常に美しい。

日本でのみの配布であったため日本語版しかない。また、すべてのカードがFoilである。



・GURUランド
言わずも知れた最上級の基本土地。かつてのサマーマジック(黎明期に刷られた非常に希少なエラーカード)
を考慮に入れないのであればおそらくこの基本土地が最も“高級”であろう。

マジックのイラストレーターでも特に有名な氏の一人、Terese Nielsen氏の描き下ろし土地である。
その美しさは魔性であり、基本土地の奥深さを物語る。

マジック普及のために行われた『Guru Program』によって北米限定で配布された希少なものであり、入手難易度も非常に高いため高価な値段で取引されている。

ちなみにわかり難いだろうが、これらGURUランドの絵には1つの太陽と2つの月が描かれている。
なぜ月が2つなのか?

実はこの土地はマジックのストーリーの1つにおける、ドミナリアの世界を描いた物であり、天然の月である『霜月』と、人工の月である『虚月』をそれぞれ描き記しているのである。

この基本土地は高い。これらの土地1枚でほしいカードは大抵買えてしまうだろう。

だがそれを承知していても手に入れたいというプレイヤーたちは後を絶たない。
その理由は単に、「この土地は綺麗だから/高級だから」で済むものなのだろうか・・・?



・新GURUランド
明確な名前は存在しない。
GURUランドを担当したTerese Nielsen氏が手がけるJudge-Promoということで上記の名前で呼ばれることが多い。

Wizards of the Coast社によって認定されたジャッジの中でもLv2以上の者にしか配布されなかった大変貴重な基本土地である。
これらの基本土地はイラストが連なっており、1つの絵としてみることも可能である。
日本において、GURUランドに比べれば流通数は確かに多いものの、これもなかなかお目にかかれないものであり高級品に間違いはない。

またフルアート且つFoilであるため、一部の層における需要は高い。

美しく、艶やかに、妖しく輝く基本土地であり、心を奪われる者は非常に多い。



いかがであっただろうか。
エキスパンションに入っている土地以外にも基本土地は存在しており、それが今回紹介した基本土地たちである。
ユニークなものから現実世界のものなど、その種類はかなり多い。
どんな基本土地であれ、この基本土地が好きだというものを君たちプレインズウォーカーが見つけた時。
その時、その土地はよりいっそう君にとって魅力的なものとなるだろう。

プレインズウォーカー諸君がよい基本地形に出会えることを心より願っている。

筆者 ku'z所属 担当:らすかる

続・死と税金

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今回は以前紹介しきれなかったデスタクの仲間について紹介しよう

この6枚について順を追って紹介して行こう

?エーテル宣誓会の法学者
?ヨツンの兵卒
?ヴリンの翼馬
?弁論の幻霊
?エイヴンの思考検閲者
?コロンドールのマンガラ

2マナ域から 

まずはこいつだ ?エーテル宣誓会の法学者

Ethersworn Canonist / エーテル宣誓会の法学者 (1)(白)
アーティファクト クリーチャー ― 人間(Human) クレリック(Cleric)

このターン、アーティファクトでない呪文を唱えた各プレイヤーは、追加のアーティファクトでない呪文を唱えられない。
2/2

こいつがいないとアドストームなどのストームコンボに勝てない

デスタクの重要なサイド要員の一つだ
アドストームは基本的にストームを稼いで苦悶の触手で倒すデッキなので
クリーチャーは入っていない そのためメインに入っている剣を鍬にを4枚抜いて
エーテル宣誓会の法学者を2枚 そして相手のサイドボードにいれる夜の戦慄を除去するために議会の採決2
またはエーテル宣誓会の法学者1枚 弁論の幻霊1 議会の採決2をいれるサイドボードとなっています




次に?ヨツンの兵卒

Jotun Grunt / ヨツンの兵卒 (1)(白)
クリーチャー ― 巨人(Giant) 兵士(Soldier)

累加アップキープ ― 単一の墓地にあるカードを2枚、オーナーのライブラリーの一番下に置く。(あなたのアップキープの開始時に、このパーマネントの上に経年(age)カウンターを1個置く。その後あなたがこの上に置かれている経年カウンター1個につきアップキープ・コストを1回支払わないかぎり、それを生け贄に捧げる。)
4/4

こいつはたまーにメインに入っているのだが中々強力なサポートクリーチャーの一つ
累加アップキープでタルモのサイズダウンや探査コストの軽減、
カウンター・壊された装備品、
ドレッジのイチョリッドや発掘持ちクリーチャーのボトムバウンスする
4/4というクロックを持った強力なクリーチャーだ


3マナ域には?ヴリンの翼馬

Vryn Wingmare / ヴリンの翼馬 (2)(白)
クリーチャー ― ペガサス(Pegasus)

飛行
クリーチャーでない呪文を唱えるためのコストは(1)多くなる。
2/1

1マナ重くなった伝説ではない横に並べられるサリアだ
こいつとサリアが並んだ時相手は非常にいやーな顔をしてくるに違いない

次は?弁論の幻霊

Eidolon of Rhetoric / 弁論の幻霊 (2)(白)
クリーチャー エンチャント ― スピリット(Spirit)

各プレイヤーは、毎ターン1つしか呪文を唱えられない。
1/4

エーテル宣誓界の法学者を1マナ重くした代わりにアーティファクトも一回しか唱えられない
タフネスも上がった頼もしい仲間
何が偉いのかというとエーテル宣誓界は虐殺という
ピッチスペルの全体マイナス修正を前にサリア共々平伏すのだがタフネスが4もあるために
中々死にづらい いいカードだ

同じく3マナ域の?エイヴンの思考検閲者というカードはご存知だろうか?

Aven Mindcensor / エイヴンの思考検閲者 (2)(白)
クリーチャー ― 鳥(Bird) ウィザード(Wizard)

瞬速(あなたはこの呪文を、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも唱えてよい。)
飛行
対戦相手1人がライブラリーからカードを探す場合、代わりにそのプレイヤーはそのライブラリーの上のカード4枚から探す。
2/1

相手がフェッチランドを起動するときや石鍛冶のサーチをする時に
バイアルからこいつが出るとサーチが運がよければ不発する阻害カード

瞬速でも出せるのだがリシャーダの港を立たせて出すというのは
相手にエイヴンを出すと言ってるようなものなので基本はバイアルから出す


最後にデスタクといったら外せない 名前の由来にもなった一枚を紹介しよう

こいつ ?コロンドールのマンガラだ

Mangara of Corondor / コロンドールのマンガラ (1)(白)(白)
伝説のクリーチャー ― 人間(Human) ウィザード(Wizard)

(T):パーマネント1つを対象とする。コロンドールのマンガラとそれを追放する。
1/1


タップすると自身とパーマネントなら何でも追放するという
最強の除去搭載クリーチャーと言っても過言ではない

そしてこいつはなんと 伝説のクリーチャー
伝説と言ったらこれ

Karakas
伝説の土地

(T):あなたのマナ・プールに(白)を加える。
(T):伝説のクリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。


マンガラの能力にスタックでカラカスを起動すれば相手のパーマネントだけを一方的に追放するコンボだ


今回はここまで

次の機会があればサイドボーディングについて語りたいと思いますそれでは

ドキッ!女性プレイヤーとMtG!!

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みなさんこんにちは、ご無沙汰してますKu’zお絵描き担当ひろしです。

最近はDiaryNoteどころかTwitterさえ動かしておらず死んでいると勘違いされてそうですが大丈夫です。生きてます笑
純粋にカードを触る時間がつくれなかったのですが…






まぁ、そんなことはどうでもよいのです!!







前回の記事が少し硬くあまりカードゲームに直接関わらない読み物チックな物になって失敗かなーと思っていたのですがなんとなんと沢山の方々に読んでいただき大変嬉しく思っております。
やったぜ!!!

他のメンバーの記事はカードの紹介やプレイングの紹介、自分の体験記などですので自分はMtGというゲームをまた違った視点から見ていくような記事をかいていこかなーと思っております。













では、今回はMtG公式サイト様より『女性プレイヤーのための活動団体「Lady Planeswalkers Society」インタビュー』という面白い記事があったのでこのことについてお話したいとおもいます。
下にリンクをはるので興味のあるかたは是非読んでみて下さい。







突然ですが、みなさんの周りには女性でMtGをプレイされている方はいらっしゃいますか?
残念ながら僕たちMtGサークルKu’zメンバーは全員男で、僕が交流をさせていただいているプレイヤーさんの中にも女性はあまりいません。



やはりTCGという性質上「男性のホビー」といったような考えが固定概念化されているのでしょう。




そんな考えを変え女性プレイヤーにもMtGを楽しんでもらいたいという思いのもと発足したのが「Lady Planeswalkers Society(以下LPS)」です。日本ではあまり知られていませんが海外では積極的に活動なされているそうです。Ladyとついていますが男性スタッフもいる老若男女がMtGを楽しめるよう活動をする団体のようです。




この記事にはLPSの代表であるティファ・ロブレスさんへのインタビュー記事がLPSを紹介する形でのっております。
そこで自分が気になったところをピックアップしてみました。







「発足理由」
元々ティファさんはマジックの競技プレイヤーでグランプリなどに参加していたそうです。グランプリの対戦で、男性プレイヤーに「あぁ、相手は女性だから強くないな」という顔をよくされたそうです。そのことが他の女性プレイヤーにもよくあることを知りなんとかしたいと考えた結果LPSを発足するきっかけになったそうです。


これは、お恥ずかしい話ですが自分も経験があります。
フォーマットレガシーの大会中のことです、その日、自分は何を思ったのか「the spy」(とてもシビアな墓地利用のコンボデッキ、詳しくはwikiで)を抱えて大会にのぞみました。結果は惨敗、心が折れかけた下位テーブルであたったのが女性プレイヤーの方でした。
せめて1マッチは取りたいとおもっていた自分は相手を見て安堵、意気揚々とダイスで先手を取り1ターン目にspyをぶん回して勝ちました。
お相手は女性プレイヤーで知識もそれほどないだろう、spyというデッキも知らないし対策もわからないだろうと侮った自分はサイドも碌に考えず、次の相手1ターン目に置かれた「虚空の杯」X=0とお相手の後手1ターン目の「真髄の針」指定=「ゴブリンの放火砲」の前に崩れ去ったのです。
女性だからと侮ると痛い目をみるという教訓と同時に、性別で相手の実力をはかるのは失礼になるのできをつけろということですね。







「男性プレイヤーが気をつけて欲しいところ」
というインタビューがありました。
これに対してティファさんは「言葉使い」と答えていました。


「言葉使い」、思いかえすと自分もゲーム中は熱くなりつい、言葉使いが乱れてしまうことがあります。みなさんも経験はないでしょうか?
特に仲間内でのゲーム中などはテンションが上がってしまいますよね。
仲間内で楽しくゲームをやるということはとても良いことだとおもいます。ゲーム中に言葉を交わすのもMtGをやる上で大切なコミュニケーションの1つでしょう。しかし、言葉使いとなると考えることがあるのではないかと今回のインタビュー記事をみて改めてしっかり考えてみました。


男性プレイヤーの言葉使いはやはり気がつかない内に少し荒くなってしまっているのではないか?女性にかける言葉として適切なのかどうか?と思いました。
実際、LPSの女性の方々は言葉使いのせいで少し男性プレイヤーの輪の中に入り辛いと考えている方々が多くいるようです。
周りに女性プレイヤーだけでなくショップ店員が女性の方であったりすることもおおいでしょうそういう時のためにも言葉使いを気をつけようと思いました。



 LPSを通して色々とプレイヤー間でのコミュニケーションの取り方や自分の周りの環境についてしっかり考えてみることも重要だと思いました。





日本にもこんな団体が多くできたらいいなぁ…






引用

MtG公式サイト
女性プレイヤーのための活動団体「Lady Planeswalkers Society」インタビュー
http://coverage.mtg-jp.com/mtgwc15/article/015698/




筆者:ひろし

偽造カードに騙されないようにするには

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どうもお久しぶりです。ゆーです。

今回はMtGで、特にモダン・レガシーをやる人は意識しておきたい「偽造カードの見分け方」です。

http://magic.wizards.com/en/events/coverage/gpsea15/disqualification-in-round-3-2015-11-07
これは11月7-8日に行われたGPシアトル・タコマ(フォーマット:レガシー)で、偽造カードを用いて本戦に出場してDQ(失格)となったことについて述べられています。

この場合は自分で使うために偽造して、それが発覚しましたが自分が買った高額カードでそんなことになっては堪ったもんじゃありません。
ですので今回は偽造カードの見分け方を紹介したいと思います。


■偽造カードはどれだけ流通しているのか
まず見分け方の前にMtGの偽造カードはどれだけ存在しているかについて考えたいと思います。

http://mtg-jp.com/publicity/0010839/#
この記事は2014年に中国の偽造印刷会社を差し止めたものです。諸説ありますが54000枚を$800で印刷していた模様です。
他にもカナダのMOX偽造団やアメリカ国内やスペインなどでも偽造カード製作が存在しますし、日本国内では一時期愛知県産Black Lotusがヤフオクで出回り話題になったりしていたりと少なくないものだと思います。

■見分け方
M15以降のレア以上のカードには基本的に偽造対策用のホログラムがついているので安心かと思われますが、偽造カードの大半は昔のカード(と言っても直近ではヴェールのリリアナやモダマスのタルモゴイフが偽造されている)ですので、ホログラムがあまり力を発揮しません。ですので知識で判断するしかないのです。

・強い光でカードを透かす
これが一番ポピュラーでかつ簡単な見分け方です。
スマホのフラッシュ用のライトなどでカードを透かします。この時本物は光が透過し、青い紙(MtGは偽造防止のため3層構造の印紙の真ん中に青色の紙が挟んである)の存在も確認できます。しかし偽造品の多くは光が透過しません。
ですが前述の中国産の偽造カードは非常に巧妙で光を透かした挙句青い紙も挟んであったりします。
ですのでこれだけを基準に判断するのはやめた方がいいでしょう。

・フォントの違いに注目する
晴れる屋TCに行ったことがある方は分かるかもしれませんが(ショーケース内に実物が展示されている)、フォントが違っていたり字間が本物より開いていたりします。またエキスパンションシンボルが存在しないものも確認されています。

・曲げてみる
こちらの方法はカードを痛めてしまう可能性があるので注意が必要です。実際に試してカードが傷んでも私たちは責任を負えません。
また店舗やトレードで行うのは絶対に避けましょう。あくまで自分の持ってるカードが偽造でないか、というのを確かめる程度でやってください。
パックに入っている広告カードと一緒に行うとよく分かるのですが、偽造でないカードは上と下を合わせるようにして曲げても折れ跡などはつきません。しかし広告カードや偽造カードは曲げるとそのまま折れることが大半です。
ただし、正規のカードの上に違うカードを接着している場合は曲げても折れません。ただその場合は光を透過しようとしてもできないことが多いのでそちらも併用してください。

・ブラックライトをあてる
偽造カードはブラックライトをあてても光りません。それを利用して判別します。
しかし例外があって日焼けていたり汚れていたりするとあまり光りません。またアルターネイト4thは印刷の都合ブラックライトでは光りません。(と言っても高額と呼べるカードが土地税、森の知恵ぐらいですが)
知識として知っておけば「これはアルターネイトだから光らない」という嘘にも騙されずにすみます。

・紙・インクの質
カット面が荒かったり、妙に光沢が強い・弱い、インクの臭いが極端にキツいなどがあげられます。
ただこれにも例外があってミラージュの一部のカードや中国語の第4版、最近では日本語版のテーロスは公式品ではあるのですが印刷会社が普段とは違っているため、紙やインクが違っています。

・表面と裏面の印刷のズレを確かめる。
これもカードやエキスパンションの時代によっては必ずしもそうとは言えないのですが、MtGのカードは基本的に裏表が共通しており、表面が上にズレてるのに裏面は下にズレてるということは起こりえません。もしズレるのであれば同じ方向にズレます。(古いエキスパンションの場合は印刷技術の都合起こりえることがあります)
ではなぜ違う方向にズレるかというと違うカードが貼り合わされているからです。
またこれに関連してCEフェイク(IEフェイク)についても触れておきます。
CEというのは「コレクターズ・エディション」(または「インターナショナル・エディション」)の略称です。
詳細はWikiで(http://mtgwiki.com/wiki/コレクターズ・エディション)、これらのカードはただのアルファのコレクション用でプレイ用ではありません。そのため区別できるようにカードの角はカットされずに直角で表は黒枠ですが裏は金枠で、さらに「Collector's Edition」(またはInternational Edition)と書かれています。
しかしこのCE、角があっても表は黒枠。しかも収録カードにはP9が含まれているためすぐに偽造に使われることに・・・
やり方を大雑把にいうとCEと他のカードを引っペがして、CEの表と他のカードの裏面を接着して角をカットします。
ただこれだけでP9を偽造できてしまいます。
見分けるにはこの項目で紹介している「印刷向きのズレ」や糊の臭い、カット面の雑さや方向に注目するしかありません。それ以外の項目はクリアしてしまうのです。

・傷の跡に着目する
条件は限られますが、「同一の人物から、複数枚同じカード」を購入する時に参考してくれえばいいかと思います。
デュアルランドやP9などの古いカードは往々にして多少なりとも傷があります。しかしそれらのカードの同じ位置に同じ傷ができるなどありえないことなのです。
なぜこんなことになるのかというと、偽造カードの製作者がどこかから画像を拝借して同じ画像で量産したからです。
ですので4枚買った同じデュアラン全てに同じ位置に同じ傷がある、ということです。


今回紹介したことはほんの一部ですが、高額カードを買うときなどは是非参考にしてみてください。
また買うときもあまり通販やヤフオクのようなところは使わないことがベターです。特にネットオークションは明確な信用もなければ自分の目で詳細に確認することも困難です。店舗で買うのは確かに少し高く感じることもあるかもしれませんが信用代と思えば安いものかもしれません。
いずれにせよMtGを引退する理由が、「大枚はたいて買ったカードがニセモノだったから」ではあまりに悲しいことかと思います。



Ku'z2回生 ゆー

モダンの対策カード 双子編

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皆さんは、自分のデッキに合った対策カードを探すのにしっくりくるカードが見つからない、実際試すと微妙であったことはないでしょうか。

苦手なデッキの対策を考える時にネットを漁ると「カードの解説はいらないから候補カードもっと出せよ!」と思うことが多かったのでこの場を借りて注意点はそこそこに、出来るだけ多く挙げてみようと思いました。

有効かどうかはデッキ次第ですので可能性のあるカードを挙げている、また、たくさんの有用カードを見逃していると思います。自分自身は大したプレイヤーでないので、いたらない点は多いでしょうが、ご容赦頂ければ幸いです。



今回は、モダンにおいて意識せずにはいられない相手、欠片の双子デッキへの対策カードを挙げようと思います。

img_20151213-160723.jpg

img_20151213-160649.jpg

img_20151213-160806.jpgimg_20151213-160830.jpg ハンデスやその他除去は一部を除いて省かせていただきました。網羅するには足りてないカードがかなり多いので、探す場所のひとつである程度でお願いします。





では、双子デッキ相手に個人的に気を付けていることも書きたいと思います。

このデッキを相手にする上で気を付けることは 何を構えているか、コンボは揃っているのかどうかを読むことが大事かと思います。対策カードを入れるにしてもカウンターされてしまったら意味ないですからね。 そこで、今現在の双子で構えていると予測されるカードを考えてみます。採用率大>採用率小(あまり見ないorサイドカード)

●1マナの場合

稲妻>払拭≧呪文嵌め>(呪文貫き)

・2マナの呪文、インスタント呪文以外はかなり通りやすい。双子側は1ターン目のアクションとしてフェッチタップイン、血清の幻視orハンデスが多い。

●2マナの場合

差し戻し>マナ漏出≧終止など確定単体除去>(剥奪、否認など限定の確定カウンター)

・差し戻しを構えていることがかなり多い、差し戻しor呪文嵌めがキープ基準になることも多いので注意

●3マナの場合

詐欺師の総督≧瞬唱の魔道士+FB(墓地確認する素振りや自分でも確認しておく)>やっかい児≧ヴェンディリオン三人衆≧コラガンの命令、電解、(イゼットの静電術師)など

・総督→双子はケア出来るならしたいが、クロックが足りていなかったり止められないならすっぱり諦めるか、除去を持っているかのように見せかけ続ける

●4マナ以上の場合 瞬唱の魔道士+FB≧謎めいた命令

・双子デッキに謎めいた命令は1~2が主流で意外と引いていないことが多い、とはいえドロースペルも多いのでそこそこ構えている



その他注意点は

○稲妻など本体火力で一気に削られることがある 例:墓地に瞬唱の魔道士がいる時に、コラガンの命令(2点+回収)稲妻瞬唱FB稲妻 相手のハンドが2枚(コラガンの命令+稲妻)だけで8点など、よくあるので注意

○謎めいた命令のモード 戦闘に入る前に呪文を唱え、カウンター+タップ 総督などへの除去をカウンター+対策カードをバウンスして→双子コンボはさせないように留意して動く 他にも色々あるでしょうが、デッキ毎にやはり違う面も多く、長くなるのでこの辺で。



皆さんが求めていたカードが見つかることを期待して、筆を置かせていただきます。ありがとうございました。



担当:Ku'z 1回生 あくえ

 

レガシーの非有名デッキたち

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こんにちは、Ku’z4回生のじゅんちゃんです。寒い季節になってきましたが同時に、エターナルフェスティバル、エターナルパーティとレガシー好きにとって熱いイベントも控えております。ヴィンテージを除いて最もカードプールの広いレガシー、今回はそんなレガシーの初見だと動きがわからないようなデッキをピックアップして動きと対策をおさらいしようと思います。


「ベルチャー」
ストーム系コンボ。ただしANTと違いストームを10貯める必要はなく、マナ加速から「ゴブリンの放火砲」か「巣穴からの総出」につなげて勝つデッキ。土地が「Taiga」の一枚しか採用されていないのも他のデッキに比べて特徴的(これは「ゴブリンの放火砲」による勝利を目指しているため)。また「巣穴からの総出」が決まった後、「燃え立つ願い」で「ゴブリンの集中攻撃」を持ってこれることに注意。場面が硬直していても、ダメージ計算が一気に狂います。

対策
ベルチャーは「対戦相手の手札にForce of Willがあったら負け」と揶揄されるほどに打消しに弱いです。というのも対戦相手の妨害(打消しやハンデス)に対する妨害をデッキ構築上採用しづらいからです。打消しの当てどころは4マナに到達する時のマナ加速、初手のハンデスなら「ゴブリンの放火砲」か「巣穴からの総出」、「燃え立つ願い」です。マナを永続的に生み出すパーマネントが少ないので、一度コンボが止まると有効牌を引くまで粘ってきます。その間にゲームを決められるかが鍵でしょう。

http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD080627/

「URコントロール」
いわゆるカウンターバーンと呼ばれるデッキ。レガシーで見かけることが少ないため、すぐにデッキを判別することが難しい。カウンターを構えつつ火力を撃ち、火力が足りなくなったら「行き詰まり」でロングゲームへ持ち込む。その間自分は「ミシュラの工廠」でライフを詰めていく・・・という動き。最近だと「焦熱の合流点」や「神秘の合流点」といった統率者2015の新規カードも採用されており、使い手によってどんなアレンジがしてあってもおかしくない。

対策
まずは見極めが大切。特徴的なカードに「ミシュラの工廠」、「行き詰まり」、「噴出の稲妻」があるので、これらを見たらURコントロールを視野に入れること。ロングゲームで相手を有利にさせないために、「行き詰まり」は出せないように動くのが大事。タフネスの高いクリーチャーはかなりゲームを有利に進めてくれるため、そこに「対抗呪文」で1:1交換させないように立ち回り、自分のゲームに持ち込むのがベスト。

http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD00469S/

「テゼレッター」
未だ根強い人気のテゼレッター。現存する青いデッキで唯一「渦巻く知識」が採用されていない。どちらかというとMUDに似たコントロールデッキ。青黒のカラーが主流で「精神を刻む者、ジェイス」や「ボーラスの工作員、テゼレット」の奥義、「飛行機械の鋳造所」+「弱者の剣」によるトークンコンボが勝ち筋。赤を足して「屑鉄の学者、ダレッティ」から「ワームとぐろエンジン」を釣り上げてくる型もある。

対策
テゼレッターの中で最も強力な「飛行機械の鋳造所」+「弱者の剣」コンボを止めるのが最優先となります。「弱者の剣」は墓地誘発の能力なので打ち消さないようにし、「飛行機械の鋳造所」を戦場に出させないようにしましょう。
立ち回りとして序盤はアーティファクトを並べて場を固めてきます。有効なのはアーティファクト破壊系のカードですが、サイドに取れてない場合はハンデスも有効です。また真髄の針が最も有効で苦手なカードを多く採用しているので、できる限りサイドインすべきです。サイド後危険なのは「飛行機械の鋳造所」+「弱者の剣」コンボを止めるために「安らかなる眠り」を使用することです。テゼレッターはサイドに「Helm of Obedience」をよく採用するので、そのままヘルムピースコンボに繋がれてしまいます。墓地対策を入れるなら「外科的摘出」か「根絶」を優先すべきでしょう。

http://www.hareruyamtg.com/jp/k/kD00104S/


いかがでしたか?今回取り上げたデッキは有名でなくとも大きな大会だと少なからず見るようなデッキです。大会上位に来ないデッキだと思ってると、意外と足元掬われるかもしれませんね。では、楽しいマジックライフを!

参考:晴れる屋デッキ検索

Angel’s Watching

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Magic: The Gatheringの世界には様々なクリーチャータイプが存在する。人間・兵士・同盟者・エルドラージ・ドラゴン・デーモンなど多種多様だ。


 


私はこれまでの記事で『ドラゴン』『デーモン』について述べさせていただいた。


なら次に来るのは当然この種族。


 


『天使』だ。


 


wikiによるとMagic: The Gatheringの世界において天使とは「純粋な白マナの体現」ということらしい。


確かに、天使クリーチャーは白マナを要するものが多い。悪魔の黒とは正反対である。


聖なる力をもって術者の命を守る強力な守護者。果たしてどんな者がいるのかを見ていこう。


 


[1]

img_20151226-215918.jpg


Exalted Angel / 賛美されし天使


(4)(白)(白) クリーチャー — 天使(Angel)


飛行 


賛美されし天使がダメージを与えるたび、あなたは同じ点数のライフを得る。 


変異(2)(白)(白)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)


4/5


 


天使は基本的に飛行能力を持っている。また、使用者を守るといった特徴故、防御的な効果を持つ者が多い。例えばライフを回復する効果だったり。


この天使は一般的によく使われている「絆魂」能力ではなく、「魂の絆」能力という少しだけ違った回復手段をもっている。ただこの天使は変異能力により早い段階で戦場に出ることができ、出した次のターンには変異を解除して襲いかかるという少々攻撃的なカードだ。

レガシーのエンジェルストンピィというデッキに採用されたりする。


その性能の高さから付いた渾名は「白い悪魔」。


 


[2]

img_20151226-220008.jpg


Avacyn, Angel of Hope / 希望の天使アヴァシン


(5)(白)(白)(白) 伝説のクリーチャー — 天使(Angel)


飛行、警戒、破壊不能 


あなたがコントロールする他のパーマネントは破壊不能を持つ。


8/8


 


イニストラードの獄庫という銀塊に、かの巨大悪魔・グリセルブランドと共に幽閉されていた巨大天使。その守護能力は単純かつ強力で、なんと自分の他のパーマネント全てに破壊不能を付与するというもの。

極端な話、彼女を出した後赤の最終滅殺奥義『抹消』を唱えると確実に相手の盤面を瓦解させることが出来るのだ!(エンチャントやプレインズウォーカーが残ってしまうのはご愛嬌)

まぁ白のトリプルシンボル8マナと赤のダブルシンボル8マナをデッキに突っ込むのは無理があるので、現実的なコンボを言えば、『ハルマゲドン』で相手の土地だけを壊してみたり、『神の怒り』で相手のクリーチャーだけを破壊してみたりといったところだ。


この超天使を創造したのはイニストラードの吸血鬼プレインズウォーカー『ソリン・マルコフ』。

是非この創造主と彼女を並び立たせ、戦場を光と闇の力で支配しよう。


 


[3]

img_20151226-220149.jpg


Akroma, Angel of Wrath / 怒りの天使アクローマ


(5)(白)(白)(白) 伝説のクリーチャー — 天使(Angel)


飛行、先制攻撃、警戒、トランプル、速攻、プロテクション(黒)、プロテクション(赤)


6/6


 


この天使は非常にシンプルな戦闘力を有している。


速攻・トランプルによる攻撃、先制攻撃・警戒による防御。どこをとってもまるで隙がない。

また、彼女はあの『触れられざる者フェイジ』のライバルであり、ストーリーでも幾度と無く戦いを繰り広げられていた。(最も、実際のカード同士が戦うとプロテクションを持っているアクローマが一方的に討ち取ってしまうことになるのだが・・・)

そして戦いの果て2人は融合し、邪神『カローナ』へと変貌を遂げる・・・というのはまた別の話。

 


「正義の象徴」と称される彼女、だがその怒りを超え、「憤怒の象徴」として降臨する次元が存在する。




img_20151226-220310.jpg


Akroma, Angel of Fury / 憤怒の天使アクローマ


(5)(赤)(赤)(赤) 伝説のクリーチャー — 天使(Angel)


憤怒の天使アクローマは打ち消されない。 


飛行、トランプル、プロテクション(白)、プロテクション(青) 


(赤):憤怒の天使アクローマはターン終了時まで+1/+0の修整を受ける。 


変異(3)(赤)(赤)(赤)(あなたはこのカードを、(3)で2/2クリーチャーとして裏向きに唱えてもよい。これの変異コストで、これをいつでも表向きにしてもよい。)


6/6


 


プロテクションは攻撃色である黒赤から防御色である白青へと変わり、速攻・警戒・先制攻撃を失ったが、変異能力とシヴ山のドラゴンが有するような所謂「火吹き能力」、あと打ち消されないという超攻撃的天使になったアクローマ。


憤怒の赤と怒りの白、あなたはどっちのアクローマが好きですか?


 


[4]

img_20151226-220432.jpg


Aurelia, the Warleader / 戦導者オレリア


(2)(赤)(赤)(白)(白) 伝説のクリーチャー — 天使(Angel)


飛行、警戒、速攻 


戦導者オレリアが各ターン最初に攻撃するたび、あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。


3/4


 


この天使もかなり攻撃的だ。それもそのはず、彼女はあの『ボロス軍』のギルドマスターである。


Demon’s Watchingで出てきた『ラクドス教団』みたいなラヴニカ次元10ギルドの一つである『ボロス軍』、その特色は”絶対正義”。ボロスが悪と見做したものには武力制裁を。正義のためならどんな犠牲も厭わない。


そんなギルドの守護天使の能力は、戦闘フェイズを追加する連続突撃能力。

自軍全クリーチャーをアンタップするのでシステムクリーチャーの能力を使い回したり、戦闘ダメージを与えた時・戦闘開始時に能力が誘発するクリーチャーの能力を使い倒したりと、まさに長にふさわしい能力だ。

また、攻撃したのちなんらかの方法で新たに戦導者オレリアのコピーを戦場に出す・明滅させると追加攻撃の後に更なる追加コンバットフェイズを獲得することが出来る。『修復の天使』なりを使って怒涛の連続攻撃で相手のライフを消し炭にしてしまおう。

 


 


[5]

img_20151226-220500.jpg


Baneslayer Angel / 悪斬の天使


(3)(白)(白) クリーチャー — 天使(Angel)


飛行、先制攻撃、絆魂、プロテクション(デーモン(Demon))、プロテクション(ドラゴン(Dragon))


5/5


 


ここまで読んでいただいた方の中に、もし天使好きの方がいたら謝らなければならない。


実は筆者、天使が非常に嫌いだ。


全てはこの『白い悪魔』のせい。


賛美されし天使でも白い悪魔というワードが出てきたが、彼女を初代とするならこいつは2代目。


アクローマはあのスペックだが、マナコストが8とかなり重いクリーチャーだ。


だがこいつは5マナでこのスペック。何かの間違いではないだろうか?


あと絆魂の後に書かれている謎のキーワード能力。


プロテクション(デーモン)にプロテクション(ドラゴン)だと?インチキ効果も大概にしやがれ!


とまぁ、筆者のアホな私怨は置いといて。


レガシーでもフィニッシャーとしても採用されるくらい非常に優秀なクリーチャーである。絆魂・先制攻撃によりライフレースを有利に進めることができ、稲妻・突然の衰微が効かないということで対ジャンドやBUG系デッキの最終兵器といっても過言ではない。


ただ無敵のクリーチャーというわけではない。「剣を鍬に」や「終止」、「ヴェールのリリアナ」などで落ち着いて対処しよう。


 


 


MTGにはもっと多くの魅力的な天使が多数存在している。興味を惹かれた方は、MTGwikiなどで自分の守護天使を探してみてはいかがだろうか?


 


担当:Ku’z3回生、D(プロテクション(天使)) 

ドラフトってどうするの!?

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「「「「ドラフトってどうするの!?」」」」





ドラフトって聞いたことあるけど、やったことないよ!

以下はそういう人にドラフトの基礎を知っていただこうという内容になります。



ここで言うドラフトは一般的にブースタードラフトと言われている遊びを指します。

 http://mtgwiki.com/wiki/%E3%83%96%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%A9%E3%83%95%E3%83%88



                                                     mtgwiki引用





ドラフトとはパックを開けてその中からカードを一枚ピック、隣の人に流す、隣から流れてきたパックから更に一枚ピック、この手順を3パック分繰り返します。



こうして集めたカードの束に基本土地を足し40枚のデッキを組み上げ、対戦を行うというゲームです。













1 .カードの強弱



ドラフトは使用するパックによって特色がありますが、どのドラフトにも共通する常識も存在します。

ここを押さえておくだけで、ピックすべきカードの優先順位をつけることが出来るでしょう。



・除去は強い

除去はどのドラフトにおいても重要なカードです。どんなに強いレアカードを場に出してもそれが活躍する前に除去されてしまえば盤面やライフへの影響はほとんどありません。



・除去耐性は強い。

上述した通りリミテッドにおいて、除去は非常に重要な役割を果たします。

それ故、破壊不能や呪禁、再生、プロテクションなどは一気にゲームを決め得るカードとなるわけです。

基準となる火力やマイナス修正がある環境であれば、これら以外に高いタフネスも事実上の除去耐性となるでしょう。









・飛行は強い

飛行は基本的な回避能力です。

飛行以外のクリーチャーにブロックされないという能力は極めて強力であり、1体の飛行生物を処理できなかったがためにゲームに負けるということも少なくありません。

同様の理由から威迫や「ブロックされない」という能力も強力です。





・2マナ2/2生物は基準

2マナ2/2(最近ではこれに加えて一つ以上の能力持ち)所謂熊と言われるカードたち。

これはリミテッドの序盤の攻防の要となるカードです。

熊を越えられるのか、熊に一方的に討ち取られてしまうのか、というのが2マナカードの基本的な評価の基準と言われています。

低マナ域の採用に迷ったらとりあえず熊カードを取っておこうとなるわけですね。







・自分のデッキのマナカーブに添った役割を持つカードを採用



一般的に1~3マナ域のカードは序盤、4,5マナは中盤、6マナ以降は終盤を支えるカードと言えます。

序盤、中盤、終盤で自分がしたいことに合ったカードを意識してピックしましょう。



ex.)自分のデッキは前傾のウィニーなので、5マナはフィニッシャーを採用。

しかしA君のデッキはランプデッキなので、5マナ域はマナ加速カードを採用、フィニッシャーは8マナ。

などです。







2 .構築の基礎



・内訳

一般的なドラフトのデッキ内訳は

土地17

生物15~16

除去やコンバットトリックなどの非生物スペル7~8

となります。

もちろん使用するパックによって多少前後します。回数をこなして適正なカード配分を見つけるようにしましょう。



・マナカーブ

リミテッドにおいてマナカーブは構築以上に重要な意味を持ちます

リミテッドは基本的にテンポ(マウント)を取った者が優勢になるとされています。

マナカーブを整え、効率よくクリーチャーを展開することはテンポを取っていると言えるでしょう。





・アーキタイプを定める



アーキタイプとはデッキの方向性のことです。

自分がどんなデッキコンセプトでデッキを作成するのか、その為にはどんなカードが必要なのかを思い描いてその通りにピックを進めることができれば理想のデッキに近づくことでしょう。



これらを踏まえてできたサンプルデッキがこちらになります。



img_20160104-104559.png



コンセプトは赤青の欠色コントロールで土地は17枚生物は16枚スペルは7枚(内除去7枚)となりました。





長くなってしまいましたが続きは次回執筆の時にとさせていただきます。

遊んだことのない人は一度ドラフトに手を出してみてはいかがでしょうか?



                                                                    以上



                                            Ku'z三回生まっど
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